ブラックホール

書くことで何かを見つける日々です

演劇

戯曲と〈声〉について(私性と共同性)

この文章は私がいま考えていることを深掘りするために書かれており、説得性に欠ける部分があるかもしれないが、それは一旦脇に置いておく。大事なのは未来の自分のためにいま思いついたことを勢いに任せて残しておくことだ。 誰かが必要として自ら書いた言葉…

態度を聴く アティチュードのエチュード(新聞家『遺影』)

新聞家(ないし村社祐太朗)の作る演劇作品は継続して観てきたが、久々に心の底から楽しい時間を過ごした。そうか、やはり新聞家は面白かったのだな。 新聞家『遺影』では結婚披露宴に参列した新婦の妹とその夫の記憶/イメージが元になったテキストが発話さ…

僕の逡巡(青年団リンクキュイ『プライベート』)

えー、難しいなあ。ドキュメンタリー演劇、だったのかなあ。いや、なんかキュイの『プライベート』って作品を観たんですけど、個々のシーンとかエピソードで笑えるところはあって、俳優さんもそれぞれの素敵さあるし、滝沢さんの演奏も空間に絡みながらって…